マークス「完全歯科医業学」:387

歯科医師・山田忠生

3回来院によって、材料に関する過度な関心が高い好奇心の原因となり得ないが、より早く処理をされるべき隠された危険要因であるには違いない。歯科医師は、「なぜ、お尋ねになるのですか。」と、だしぬけに反論するべきである。次いで明らかにされたことに対して確固とした、しかし思いやりをもって扱うことになる。痛みへの恐れであれば、それは単に安心感を求めているのであろう。この遅い段階で、好みや偏見が明かになるようなときには、歯科医師が誠意をもってそうすることができるのであれば、治療計画を変更することもあれば、できなければ—ーあまり成功する機会は多くないが――偏見を克服しようと試みなければならない。しかしながら、費用への心配があるようであれば、歯科医師は患者をどこかへ見失ってしまったことに気づくであろう。予後の危険性を特に強調したああああ診断の再検討は、回復への唯一の望みを示すものである。

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