宝塚仁川山田歯科
歯科医師・山田忠生
硬組織と軟組織への視診完了後、補助者に記録を読ませて性格に記載されているかどうかを確認する。この”共診断”では、あなたが推察したことを患者に2回聞かせることになり、患者は診査についてさらに自覚していくようになる。
歯科医師の侵す最大の誤りとは、明確な計画をもたずに治療を始めることだ。「最終結果を見極めることができなければ、どのようなことも始めるべきではない。」と、Dr.ピーター・ドーソンは語っている。治療を計画する第一段階は問題点を明らかにすることであり、そのためには完全で客観的な診査が必要である。この診査には完全な一連のレントゲン写真と、装着された診断用模型が必要不可欠である。