歯科医師・山田忠生
■”歯福の講演会”ー3つのテーマ
1)「ワタシはニッポン人です」と日本人に言われて当惑した神戸K先生の秘密
2)「エッ、ホントですか?まさか!」と驚く患者さんと対面した私の衝撃
3)「タタミの上を、ゲタを履いて歩いているみたい」と褒められた京都S先生の当惑
歯科医師・山田忠生
■”歯福の講演会”ー3つのテーマ
1)「ワタシはニッポン人です」と日本人に言われて当惑した神戸K先生の秘密
2)「エッ、ホントですか?まさか!」と驚く患者さんと対面した私の衝撃
3)「タタミの上を、ゲタを履いて歩いているみたい」と褒められた京都S先生の当惑
歯科医師・山田忠生
■これまでの開催実績
歯科医師・山田忠生
■開催にあたってのご挨拶
歯科医師:山田忠生
■今年も開催『口福寄席』&”歯福の講演会”
歯科医師・山田忠生
以下のような回答書であった。
私は、宝塚市長への要望であるので、宝塚市長からの回答書を求めたが、拒否された。
産業文化部の部長からの回答であった。
歯科医師・山田忠生
ブラキシズムには既製の、奇跡的な治療法はないーー治療計画は、それぞれの患者の状態に応じて決定する。目標は患者に治療、そして患者が自ら使える知識と手段を提供することで、患者に能力を与えることである。まだ発表されていない研究ではあるが、ブラキシズムに関連する(痛み、そしてあるいは機能的限界に伴う)咀嚼装置に機能不全に苦しむ約100人については、被験者の80%が自己管理哲学に基づくアプローチのおかげで60~100%の全体的改善を示した。この方法では専門家の援助はありながら――患者は自らの健康に一定の役割を果たしたのである。
歯科医師・山田忠生
受付に入っていくと、受付秘書やスタッフと出会うことになる。受付秘書は笑顔とともに、やさしい言葉で応対しているか。うるさくて、せきたてるような話し方をしていないだろうか。安心感を与えてくれる声の調子だろうか、それともあなたは歓迎されざる人物のように感じていないか。
どれ程にあなたが有能で、安心感を与え、心遣いをもっていたとしても、スタッフが患者を冷たく扱ったとすれば、あなたへの患者の信頼感や尊敬の気持ちは減少するに違いない。新しい患者は、すぐに診たのか、それとも少し待たせたのか、あるいは30分以上も待たせるほどの無理なアポイントメントをしているのか。15分以上待たせたときには、患者はあなたに対して1~2点の減点評価をするであろう。治療室へ誘導するアシスタントは礼儀正しく、ユーモアもあり、安心感を与えているか。
歯科医師:山田忠生
診断書
診査と診断の後、患者に送る診断書の最初のページは、ボブ・バークリーが60年代後半に患者にあてた手紙に沿ったものである。これに私が書き加えて患者の問題となるところや、個人別に作成した治療計画がわかる事項を追加した。
次の何通かの手紙は、患者に伝えたい一般的なお知らせの例である。パンキー・インスティテュートのローレン・ミラーは、かつて私に「1ページ以内に書けないようなことは、誰も読もうとしない」と語ったことがある。基本的には彼の話したことは正しいだろう。私はほとんどすべての手紙を1ページで収めようと試みているが、どうしてもできないケースもある。
これらの手紙は、このようなスタイルのコミュニケーションが患者にとって有意義なものかどうかを判断する情報となるものである。私は開業以来、利用しているが非常に恩恵を被っている。
歯科医師・山田忠生
20ー1 教育のための時間をもたない患者
患者は歯科医師との最初の出会いの冒頭で、このように話した。「ワタシは勤めていますので、ほとんど時間がとれません。お話にムダな時間を使うよりも、それを仕事に使ってください。先生を十分に信頼していますので、必要な治療をしていただき、その上でご請求ください。」
多くの歯科医師はこのようにしてその気にさせられ、何をすることになるのか。そして互いの責任についてもほとんど患者と話すことなく治療を進めていく。このような外見上からは協力的な冠jあが、可撤性の義歯の装着を拒絶したり、あるいは請求書を受け取ってから、歯科医師がその金額に値するような何をしたのかと知ろうとするときには、歯科医師は驚いてショックをうけることになる。
歯科医師はあまりにも当然のことと思っていたので、気づくのが遅すぎるのである。患者の述べることを表面的にのみ受け止めることで、まさに患者の態度に危険性が含まれていることに気づかないのである。
歯科医師・山田忠生
9:協力的な患者
患者に満足感を与えるためには、その必須条件の一つとして治療の期間中、患者からの協力が得られるということがある。協力的な患者とは指示に従う人、治療中に十分に開口状態を保てる人、処方通りに薬を服用する人、約束の時間を守る人、修復物や歯を適切に管理する人であるということができる。このようなタイプの患者は、歯科医師の治療や管理に協力的である。患者と歯科医師との間に協力関係をもたらす要因はいろいろあるが、次のようなことも考えられる。つまり相互の信頼、歯科医師の処置に対する患者の印象、患者の歯科医師への信頼感、相互の尊敬の気持ち、話し合えて理解し合っているという互いの気持ち、互いに”あなたが重要です”と感じ合っていることなど。
ここでは、信頼に焦点をしぼってみる。