歯科医師・山田忠生
将来における修復処置の回避
ウ蝕が、もはや深刻な問題ではなくなってから、必要な修復処置を完了させる。以後の修復処置(新しい歯の小さな欠損を除いて)は、ご家族の予防の努力のたらない現れとみなしてよいでしょう。
これは絶対に、最小限にとどめたいものです。
歯科医師・山田忠生
将来における修復処置の回避
ウ蝕が、もはや深刻な問題ではなくなってから、必要な修復処置を完了させる。以後の修復処置(新しい歯の小さな欠損を除いて)は、ご家族の予防の努力のたらない現れとみなしてよいでしょう。
これは絶対に、最小限にとどめたいものです。
歯科医師・山田忠生
武庫川より西で開業したいと思い立ち、今の地で診療を始めて今日にいたる。もうすぐ、半世紀になる。
オフィスの窓からは、伊丹空港を飛び立った飛行機がよく見える。圧倒的な大きさをもったジャンボジェットが無くなったのは、すこし寂しい。阪神淡路大震災から、来年で30年。オフィスの入っているビルは幸いに残ったが、周りの景色は一変した。
宝塚温泉街も壊滅的被害を受け、今、歩いても当時を思い起こすものすらないようだ。宝塚は大きく変わってしまった。記憶も薄れ、あれが寂しいとか、こんなことがあったとかなどという気持ちもないようだ。おそらく、あの約20秒続いた震動のよみがえることの恐怖を、体が拒否して、記憶を消そうとしているのかもしれない。
歯科医師・山田忠生
今日、思いつくままを語ってみようと思い立った。
特にテーマはない。歯医者のことにも限らない。
では、ぼつぼつと始めることとする。
歯科医師・山田忠生
22の質問
1.熱いもの、冷たいもの、甘いもので痛みを感じる歯はありますか。もしあれば、それはどこですか。
2.噛んだとき、お口の中のどこか、または歯のどこかに痛みを感じますか。もしあれば、それはどこですか。
3.歯と歯の間にモノがつまりますか。もしあれば、それはどこですか。
4.食事のとき、ブラッシングのとき、またはそれ以外のときに歯肉から出血がありますか。もしあれば、それはどこですか。
5.食事は左右両方で噛んでいますか、もしそうでなければ、なずですか。
6.食事、あるいはよく話をした後で、顔の疲れた感じをもつことがありますか。
7.今までに耳鳴りや、耳に痛みを感じたことがありますか。
8.舌がやけるような感じをもったことがありますか。
9.ツメや、硬いものを噛む癖はありませんか。
10.日中、歯をくいしばっていることはありませんか。また、眠っているときに歯をくいしばっていることに気づいたことはありませんか。
歯科医師・山田忠生
次いで、行動であります。目的がしっかりと定まっていて、前向きな考え方があって、望みがあって、そして自己イメージが歯科医師にあっても、行動を起こさなければ何も始まりません。見渡してみますと、いつも何かをしようと思っているという多くの人びとが存在します。そしえ、このような人々はそのいつかの、その日になりますと、あのときにこれをしておければというように話すわけです。何かをしたいと思っていることがあれば、そしてどここかに行きたいと思うのであれば、そしてこのような人になりたいという、そのようなイメージがあれば今、行動をとるべきであります。私たちは自分の人生の質というものに対して、自分が責任をとるという、そのような機会を与えられているわけであります。ですから、それを機会としてとらえるという、全体的にそして誠実さをもってその責任を果たしていこうではありませんか。
歯科医師・山田忠生
そしてそれには非情に時間がかかります。ムシバのある歯が、それぞれどこにあるのかも関係してきます。ときには、いくつかの歯を一度に回復することもできれば、そうでないこともあります。このような要因のすべてが影響するのです。そして今日のほとんどの歯科医師と同様に、全体像の上にたって総額の費用を提示するのはこのためっです。率直にいって、そのことを個々の治療ごとに請求することで、ダメにしようとは思っておりません。それには通常はそうすることで、患者さんの負担がかえって少なくなることがわかり、あなたも驚かれるでしょう。」
歯科医師・山田忠生
修復歯科をお受けになるという、重大な決心をされたことにお祝いを申し上げます。
自然の歯の保存と、身体の健康との大切な関係を多くの人は知っておりません。歯を失ってみて初めて、歯がどれほどに大切なものかとうことに気づくのです。最近、コロラドから来院されていた患者さんの修復治療を終えました。そして、定期診査に再び来られましたので経過を尋ねましたところ、このようにお答えになりました。「私は、以前は自分に何が欠けているのか、まったく気がついていませんでした。12年ぶりに、おいしくステーキを食べました。」
歯科医師・山田忠生
専門家であるあなたは問題が何なのかを、すでに認識しているはずである。ときには、「あなたの問題は何ですか。」という質問に対して、「先生、それは歯の問題なのですか、それとも文字通りの問題なのですか。」と問い返してくる患者もいる。もちろん、あなたはそのすべての問題について知りたいはずである。というのもあなたの進めようとすることに影響を及ぼし得るからである。新しい患者に自分の言葉で自分の問題を語らせることは、必要な人間関係を築いていく上で役立つことである。
確かに上述の事柄の中には、取るに足らないこともあるかもしれないが、22の質問というのはインタビューにあたって最も誤解され、使用されないテクニックの一つであるとDr.パンキーはこれまでの講義を通して認識している。必ずしも22の質問をすべて使う必要はない。その患者の歯科的問題と関係のある質問をすることだ。
歯科医師・山田忠生
長年にわたり患者を拝見していると、確実に年齢とともに唾液の分泌量が減少してきていることは事実です。
歯科医師・山田忠生
まず、病気の攻撃を
お子さまの口の細菌が、いろいろな病気を活発に引き起こしている場合、まず、あなたが温トロール教育プログラムを受け、病気のコントロールの仕方を学ぶことによって、病気をくい止めるのです。
う蝕がはびこっている(重症の)場合は、子どもの歯に害となり得る嗜好癖のあることも考えられます。このような嗜好は、普通は親によって助長されているものです。子どもの好き嫌いは家族の好みを改めない限り、変えることはできません。私たちは、簡単ですが非常に効果のある数種の献立に替えることを薦めます。