シュースター「卓越歯科医業学」:255

歯科医師・山田忠生

修復歯科をお受けになるという、重大な決心をされたことにお祝いを申し上げます。

自然の歯の保存と、身体の健康との大切な関係を多くの人は知っておりません。歯を失ってみて初めて、歯がどれほどに大切なものかとうことに気づくのです。最近、コロラドから来院されていた患者さんの修復治療を終えました。そして、定期診査に再び来られましたので経過を尋ねましたところ、このようにお答えになりました。「私は、以前は自分に何が欠けているのか、まったく気がついていませんでした。12年ぶりに、おいしくステーキを食べました。」

パンキー歯科診業哲理:310

歯科医師・山田忠生

専門家であるあなたは問題が何なのかを、すでに認識しているはずである。ときには、「あなたの問題は何ですか。」という質問に対して、「先生、それは歯の問題なのですか、それとも文字通りの問題なのですか。」と問い返してくる患者もいる。もちろん、あなたはそのすべての問題について知りたいはずである。というのもあなたの進めようとすることに影響を及ぼし得るからである。新しい患者に自分の言葉で自分の問題を語らせることは、必要な人間関係を築いていく上で役立つことである。
確かに上述の事柄の中には、取るに足らないこともあるかもしれないが、22の質問というのはインタビューにあたって最も誤解され、使用されないテクニックの一つであるとDr.パンキーはこれまでの講義を通して認識している。必ずしも22の質問をすべて使う必要はない。その患者の歯科的問題と関係のある質問をすることだ。

バークリー予防歯科の概要:257

歯科医師・山田忠生

まず、病気の攻撃を
お子さまの口の細菌が、いろいろな病気を活発に引き起こしている場合、まず、あなたが温トロール教育プログラムを受け、病気のコントロールの仕方を学ぶことによって、病気をくい止めるのです。
う蝕がはびこっている(重症の)場合は、子どもの歯に害となり得る嗜好癖のあることも考えられます。このような嗜好は、普通は親によって助長されているものです。子どもの好き嫌いは家族の好みを改めない限り、変えることはできません。私たちは、簡単ですが非常に効果のある数種の献立に替えることを薦めます。

宝塚アートマラソン’04・ヒストリー:12

歯科医師・山田忠生

2・宝塚は、住む人、訪れる人が”感動する街”であり続けなければならない
周囲との人間関係の、あるいは周囲の風景のここ10年の移り変わりを振り返ると、その変化の大きさに改めて驚かされる。どうも、それが当然で、致し方のないことで、受け入れざるを得ないような生き方に慣らされてきているように感じられる。もう少し感動や、興奮、驚き、喜び、そして怒りを感じながら生きる、それが”心豊かな生活”というものではないだろうか。
私は、「宝塚とは、”訪れたい街としての憧れ、住んでみたい街としての魅力、そして住んでいる誇りが感じ垂れる街”である」と定義したい。そして、かつてはそれに近いものがあったと認識している。それを取り戻すことが、「宝塚ルネサンス」事業の展開である。
この10年で急速に失ってきた”宝塚らしさ”を検証し、どのような事業展開が”宝塚の再生”に有効であるのか、新しい宝塚の魅力をどのように創造するか、私たちは真剣に考えなければならない。

シュースター「卓越歯科医業学」:254

歯科医師・山田忠生

多くの方々は歯科医師の許に行くことをためらうため、治療が複雑でむずかしい症状まで進んでしまうのです。今、あなたがこのマスタープランを開始して、将来に連続して起こる問題を予防されることは賢明なことです。
この大切な保存計画のお手伝いができることを楽しみにしています。歯科診療は芸術であり、科学でもあります。そして、あなたが受けようとしている歯科の技術は、私たちの仕事の中でも「芸術の域」に達しているか、あるいはそれを越えていることに確信をもたれても差し支えないでしょう。さらに、あなたは妥協することなく私たちが考えている快適さ、安全性、そして信頼性などを手に入れることができるのです。

パンキー歯科診業哲理:310

歯科医師・山田忠生

診療前診査は、ほとんどの場合は口腔内視診前に行う.
覚えておかなくてはならないのは、その目的とは上方を収集することで、新しい患者があなたの推薦する内容を受け入れるように動機づけるということである。そのカギとなることは柔軟であることと、患者の必要性を満たしているということだ。診療前診査では、臨床視診の前を、後では質問を区別したいと思うはずである。口腔内臨床視診前に尋ねるべき唯一の質問は、「あなたの問題はなにですか。」である。
その視診の後で同様に尋ねたとすれば、新しい患者のあなたへの信頼は失われるはずだ。というもの、この時点ではあなたはすでに診査しているからだ。

マークス「完全歯科医業学」:390

歯科医師・山田忠生

20ー6 「つめものには、いくら請求されますか。」
改めて、時期が重大である。3回来院方法の後半でその質問が生じたとすれば、その深刻さと重要性はさらに大きいものがある。
その質問の理由を限定しなければならない。費用の危険性が最も含まれているようであれば、それに応じて取り扱うことになる。しかしそうでないようであれば歯科医師は返答しなければならない。「とても良い質問です。あなたがお尋ねになることは理解できます。ほとんどの方は治療を始める前に費用について知りたいと願っておらえます。それに私たちは始めるに先立ってあなたに確かな費用をお知らせします。しかし、わたしも”つめもの当たりの料金”について話しますと、実は私はつめもの当たりの固定費用ということはしておりません。どうしてだと思われますか。つまり、すべての状況は同じではないのです。ムシバが小さければ処置する時間は少なくてすみますが、進行していればその歯の、元の形や機能を回復しなければなりません。

ザ・デンタルフィロソフィ:174

歯科医師・山田忠生

これまではすべての患者に、次回のアポイントメントの日時を決定させていた。その結果、6か月、あるいはそれ以上まで完全に予定が決まってしまい、重要な修復症例を手掛けることや、当初は予定していなかったセミナーに出席するなどの融通がきかなくなってしまった。
今では4週間より先の予約はしていない。予約担当者は患者の必要な処置と、緊急の度合いに応じて索引をつけてカルテをファイルしている。担当者はこのカルテをもとに毎日の、毎週の生産目標を満たすようにしている。いずれの患者についてもアポイントメントがされないままに、カルテが2週間以上にわたってこのファイルに留まることはない。

ドライマウス:その原因の分類

歯科医師・山田忠生

ドライマウスの原因は一つではないようで、またその原因の分類も確定していないようですが、ここにわかりやすい分類がありましたので、紹介します。

1)疾患(パーキンソン病、シェーグレン症候群、エイズ、糖尿病など)
2)生活習慣や環境(ストレス、口呼吸、不十分な口腔ケア、乾燥した室内など)
3)加齢に伴う機能低下(女性の場合、更年期障害以降に見られがち)
4)薬の副作用(抗うつ病薬、血圧降下剤、他)