パンキー歯科診業哲理:260

歯科医師・山田忠生

 

相手に心からの好意と関心をもつこと.これは自明のことであるが、あえて繰り返すだけの価値がある――最も好まれる人というのは、心から他人を好きになり、自由にそれを表現できる人であることが多い。このことは誰もがレオ・バスクグリアのようにすべての人を両腕の中に抱きしめるべきである、ということを意味しているのではない。人それぞれで愛情の表現は異なっているのである。正直なところとして、あなたがあまり人を好きになれないと仮定してみよう。多分、あなたは会話をしたり、患者に接するマナーを養うことよりも、技工をしている方が好きなはずである。歯科医業で成功するために外向的であろうとする必要はないのである。数多くの内向性の歯科医師が成功しており、好感をもたれている。というのも、仕事が良心的であり、行き届いた配慮が仕事からうかがわれるからである。さらには、販売能力がその人の提供できる能力をはるかに超えた外向性の歯科医師も存在している。

 

 

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