睡眠時ブラキシズム:6

歯科医師・山田忠生

 

子どもの睡眠中のブラキシズム

5歳の子供では、約30%がブラキシズムの徴候を示している。子どもの一部には耳の痛みや、歯の萌出に伴う痛みへの対抗戦略として、あるいは不安への応答としてブラキシズムを発症する。

幸いなことに寝小便、夢遊病のようにブラキシズムも、多くの子どもでは年齢を経るにつれて消え去る。ブラキシズムをもつ子どもの半数以上が、13歳までに自然に停止する。成人期まで5~10%のみが、なおブラキシズムをもっている。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。