ザ・デンタルフィロソフィ:147

歯科医師・山田忠生

 

自己管理

歯科医師とスタッフが成長と、価値観の再認識を継続していくとき、ともに自己管理の理念が身についていくのである。

自己管理とは、その人の特権であると同時に義務でもある。自己管理は自由と責任を必要としている。それはその人に信頼と尊敬の念を与え、自己充足に必要な満足感を与える。

ALTERNATIVESの1984年8月号の中で、Bud Hamは自己管理について以下のように述べている。”自己管理は管理の一過程であり、管理上のスタイルや技術、戦術、そしてシステムではない。自己管理は協調的な機能と、コミュニケーションの一過程であり、チームメンバーそれぞれに自分を管理する機会を与えるものである。これが歯科医師に医業管理の効果を、あまり損なわずに管理できる機会を与えてくれるのである。”

 

 

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