マークス「完全歯科医業学」:348

歯科医師・山田忠生

 

18ー4 要約

患者教育は治療中も継続していかなくてはならない。

患者が、(完全に)治療中に落伍をする必然的な理由にはその地域からの転居、あるいは死亡しかないので、歯科医師は治療期間中のどのような中断についても徹底して調べなくてはならない。

落伍をしてしまう最も頻度の高い理由は、興味の喪失である。

1・各来院時の初めに予定されている治療、その目的、完全な計画との関連性について話し、治療中の危険性を説明、期待できる効果について指摘する。

2・各来院の最後に、実施された治療と、治療後の危険性について簡潔に見直し、家庭管理を指導し、次回来院の治療について説明する。

3・治療の各段階の完了ごとに、患者にそのことを知らせ、将来の危険性について再確認する。

 

 

 

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