70歳からの歯科治療ー1

歯科医師・山田忠生

70歳からの歯科治療

ブリッジ・部分義歯・インプラント

~賢い選択~

■初めに

いつの間にか、私は歯医者になって50年以上が過ぎ、当地・宝塚/仁川で個人診療所を開業して40年以上が経過しました。まさか、この年齢になるまで臨床医を続けているとは、本当に予想もしていなかったことであります。

大学時代の勉強不足が大いに影響して、その後に苦労したことを覚えていますが、その反面で大学時代の臨床とかけ離れた講義は、不必要までとは言えないにしても、ただただ知識を覚えるということで、それをしなかったことは返ってよかったのではないかと考えたりもしています。

さて、人生が80年から90年が珍しくない時代が到来しました。歯科医学にとっても、このような高齢者を対象とする歯科医学とその臨床は、いまだ経験したことのない未知の分野であります。私たち臨床医も手探りで治療を行っているといって過言ではないでしょう。それでも、これまでの経験をもとにして、未来に対応することも大切なことであります。

 

 

 

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