マークス「完全歯科医業学」:352

歯科医師・山田忠生

 

郵送物だけでは、行動を促すには十分ではない。そして、”それ以上に追求しない”歯科医師は、患者を失望させることになる。つまりは粗略な扱いをした結果について、それを理解し、予知することができるのは専門家としての歯科医師なのである。歯科医師は主張を貫き、患者をそのことから守らなければならない――しかも、その主張の方法は患者に受け入れられなければならない。さもなければ、”売ろうとしているためだけの仕掛け”だと疑われるかもしれない。

患者には心の準備をさせ、一つの様式でつくられているアプローチを受け入れさせなければならない。これは患者が再来院する現実の動機を提供するものである。治療の最大の目的は、患者を主要な予後の危険性から守ることであった。治療計画を計画し、提示することには将来の危険性が含まれていた。これらのことがリコールの目的であり、そのためには患者に再来院を促せるように整理して、提供しなければならない。

 

 

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