70歳からの歯科治療:5

歯科医師・山田忠生

さて、ここまでお話をしてきますと、歯を失う原因も明白になってきます。そして、そのタイプ別に人々を分類できるのではと思います。

この7分類を考え付いたのは、おそらく私が最初ではないかと思いますので、ご利用の節には了解をおとりください。

そして、歯を失う病気から大きくは下記のような3つのタイプに分類することができます。

まずはウ蝕、ムシ歯、そしてカリエスともいいますが、すべて同じ病気であります。これをC型としましょう。

次に歯周病、歯槽膿漏、ペリオがあります。これも同じ病であり、P型としましょう。

そして咬合病、occlusal diseaseと言いますので、O型とします。

このC型、P型、O型のいずれかの病気で歯を失うことになります。(図表・2)

 

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