歯科医師・山田忠生
私の臨床経験から、ほとんどの人はこのCP型、OC型、OP型、そしてOPC型のいずれかに属していると思われます。
そして、歯を失う原因の多くはウ蝕でもなく、歯周病でもなく、咬合病であると思われるのです。これは、かのピーター・ドーソン先生が指摘されており、わたしもその見解に賛同します。つまり、下の図で示すような関係です。若いころからウ蝕と縁が切れず、最近ではせっせとプラックコントロールを実施しており、歯周病はそれなりにキープされているが、咬合病で歯根膜が破壊され、歯を失っているという人が多いようです。