修復歯科医学と咬合調和

歯科医師・山田忠生

 

1歯の破壊された歯を修復するには、しばしば2歯を調整する必要のあることを患者に説明すること。ときに、ひび割れた歯は対合する歯が原因であることがあり、歯の破壊部位を修復する前に、”とがった咬頭”を除去するために調整する必要がある。限定的な咬合調整で対合はを短くして再形成することに失敗すれば、破壊された歯への新しい修復物の寿命を短くする可能性がある。

 

セラミック製人工冠は、常に咬合が高いと思われる。

人工冠、特にジルコニアセラミック冠は、咬合面上でのこすり合わせや、セラミックを通しての歯折や、こすり合わせることを避けるために、完璧に装着されなければならない。

人工冠は当初は良好であったとしても、歯頚部マージンではV字型の欠損がありうる。歯頚部欠損は、歯のたわみに起因する歯への兄弟な力と関係しているかもしれない。このような個所の修復はコンポジットレジンよりも、グラスアイオノマーを含んでいるレジンで修復するのが最善である。しかし、欠損の原因を特定して治療されるべきである。

 

 

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