歯科医師・山田忠生
具体的な歯科治療に費やす時間が増えていくに従い、補助者の非生産的な時間の有無を考慮しなくてはならない。衛生士がアシスタントのできることをするのに時間を費やしていることはないだろうか。あるいは衛生士は十分に訓練をされ、軟組織の診査ができるようになっており、歯の動揺度をチェックしたり、歯周ポケットを測定したり、スケーリングやルートプレーニングをしているか。ときには人によって、他の衛生士よりも時間がかかることもあり、それに応じて助寿0るを立てるべきである。衛生士が行う一連のレントゲン写真の作業を、アシスタントは手助けできる。このようにすることで、改めてアポイントメントをとることや、結果を患者に手紙で知らせることがなくなる。