ブラキシズム:5

歯科医師・山田忠生

 

人口のどの程度が、ブラキシズムに苦しめられているか

国際睡眠障害学会の分類では、一般人口の85~90%の人びとがある時点で歯をある程度きしませていると判断しているが、りんsh法的な状態を発症するのはわずか5%である。ブラキシズムの疫学的報告の最新の体系的な調査によれば、覚醒時のブラキシズムでは22.1~31.0%にみられた。また、ブラキシズムは男女で差はないが、高齢者にあまり影響を与えることはない。

このような数字というものは話半分として聞かなければならない、というのもそれらは自己申告に依存しているからである。夜行性のブラキシズムのさらに信頼性の高い評価のためには、睡眠ポリグラフ器具による、よりコントロールされた任意抽出による、継続的で大規模な研究が求められる。これは簡単な測定装置が開発されたことで、家庭で使用可能となり、さまざまなデータを収集することが可能となっている。

 

 

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