歯科医師・山田忠生
”患者から教わる”ことが、とても大切なことになる。「患者こそ最高の教科書だ」と言って間違いはないだろう。しかし、これもはいしゃが”聴く耳”を持ち合わせていなければ、その教科書は何の役にも立たないことになる。
”今日こそ先生に聴きたいと思っていたので、勇気を出してお尋ねしようと思っていました。診療が終わったので、さあお尋ねしようと振り返ると、先生はもう別の患者さんの方に行かれていて、結局聴けなかったのです。”ということを実際に聞いたことがある。なるべく、おつき合いをしない方が良いだろう。