デンタル・コミュニケーション:131

歯科医師・山田忠生

 

●それではここで、話されたことをまとめてみましょう。あなたは4日前、冷たい水を飲んだときに痛みを感じられました。それ以降、冷たいものや、熱いものに痛みを感じられてきました。

●4年前に歯科治療を受けて以来、問題なく経過してこられました。あなたの話されたことは、この通りですか。

情報をこのようにまとめていけば、患者にはあなたの誤解を修正する機会がもてる。

あなたが歯科治療を始める前に、もう一つ必要なステップがある。つまり、患者との契約内容を再確認して、お互いが次に何をするのかをはっきりさせる必要がある。それには、次のように話すことを薦める。

●あなたの歯と歯肉をチェックしてみましょう。それにはレントゲン写真を撮る必要があると思います。それが終わって診断が立てば問題点を解決するのに、私が勧める方法について話し合いができることになります。始める前に何かご質問はありますか。

 

 

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