マークス「完全歯科医業学」370

歯科医師・山田忠生

 

歯科医師は治療だけに責任をもつことはできないのだから、教育が治療そのものと変わらない歯科サービスの一部分であるということを患者に理解させなければならない。さもなければ、患者は共同責任の内の自分の部分を果たそうとはしないであろう。

時間のないことを訴えるビジネスマン(そうとは限らないが)には、基本的に下記のように対話するべきである。

「お忙しいということが、どういうことかはわかっているつもりです。私も忙しくしておりますので。それに、それが非常に大切なことだと考えなければ、話し合いに私の時間を割くようなことはしません。実際のところ、ご説明をするだけではお金はいただけないのですから、でも、十分なご理解が得られてから始めれば、長い目で見て患者さんにとっても、私にとっても時間を節約することになるということが分かっております。」

 

 

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