パンキー歯科診業哲理:288

歯科医師・山田忠生

 

さて、治療室となる。輝くばかりに清潔であり、乱雑なことはないだろうか。十分に管理されていることで、患者に安心感を与えているか。調度品がすり切れていたり、模型や器具が散乱していたりすれば、優れた歯科医師ではないと思われるのではないか。壁には一時的にでも患者の気分を和ませ、笑いをさそうような漫画や、興味深い絵画、あるいは額が飾ってあるのか、それとも何かほかにしていることがあるのか。あなたが新しい患者の許へ行ったときの、患者は微笑んでいるだろうか、恐怖でチェアのひじ掛けを握っていることはないだろうか。

患者をくつろがせることができるかどうかは、環境やスタッフ次第である。

新しい患者があなたと初めて出会うときを想像してみよう。患者は、どのような印象をもつだろう。Dr.パンキーは好んで詩を引用している。以下にそれを紹介する。

毎日をどのように過ごしているかを語る必要はない

仕事をしているのか、遊んでいるのかを語る必要はない

信頼に足る、真実を語るものがある

心に何をまとおうとも、あなたの顔に現れる

 

 

 

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