ブラキシズム:18

歯科医師・山田忠生

 

一部の歯科医師は、ブラキシズムは楔状欠損の原因ではないと考えており、それはあまりに強くブラッシングをすることであるとしている。あなたの考えは。

私は楔状欠損は多くの因子から成るものであると、つめり浸食(化学的摩耗)、摩耗(ブラッシングと咀嚼)、そして摩滅(ブラッシング)である。この3つの成分は人によってさまざまな程度で認められるであろう。歯冠と歯根との境のエナメル質は非常に薄いので、わずかなたわみであっても、容易に欠ける可能性がある。しばしば歯肉後退をしている患者には楔状欠損をみることがある。

 

 

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