歯科医師・山田忠生
あなたがスタッフに対して大きな期待を寄せていることを、終始一貫してスタッフに伝えることである。そして、スタッフが自分の才能を最大限に発揮できるように援助することである。いつも感謝の気持ちを表し、あなたが信頼しているということをスタッフに感じさせることが大切である。
あなたがこの原則を自分のものにすれば、医業管理においてどのような方法や技術を使っても問題は起こらないだろう。
医業管理は本質的に哲学であるといえる。結局はそれぞれのオフィスが、独自のスタイルを開発しなければならない。歯科医師とスタッフはその哲学を展開していく中で、患者管理の概念と重要性、そして技術的卓越性の基準とに対処していかなければならない。