パンキー歯科診業哲理:295

歯科医師・山田忠生

 

新しい患者については初回のアポイントメントの前ですら、非常に多くのことを得ることが可能である。受付秘書が洞察力をもった人であれば、この分野では大いに役立つ。アポイントメントの電話をしてきた患者は心配そうであったか、厚かましそうか、冷淡か、懐疑的か、友好的、それとも積極的に感じられたかなど。患者は問題点についてどのように話したのか、あるいは前の歯科処置について何か話しただろうか。誰かの紹介があったのか。新しい患者に紹介者を尋ねるのには2つの正当な理由がある。まずは、類は人を呼ぶのことわざ通り、紹介者がわかれば新しい患者に関しても多少は推測することができる。次いで、紹介者に対して手紙や電話でお礼を言うことができる。電話ではその新しい患者についてさらに情報を得ることができる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。