歯科医師:山田忠生
受付秘書やアシスタントが、あなたを患者に紹介するときに特別な方法を用いるようにDr.パンキーは提言している。つまり、「ジョーンズさん(抑揚を挙げて)、こちらがパンキー先生です(声を下げる)。」これには2つの意味がある。第1に、スタッフと新しい患者との間には”正式に”あなたを患者に引き渡すだけの、積極的な気持ちや関係が確立していると認めさせることである。第2には、遠回しな表現であなたが称賛する機会をあたえてくれる。「ジョーンズさん、初めまして。ウィリアムズさんのご紹介でご来院される方とお会いするのは、とても光栄なことです。といいますのも、ウィリアムズさんは歯科医学の最高の伝道者の一人なのです。」
この賛辞には2つの意味が含まれている。つまり、ウィリアムズ夫人が友人を紹介してきたときには、その人の最大の関心事を心にかけていたということを理解しているということ、そしてウィリアムズ夫人のあなたへの仕事への支持をも表現している。新しい患者にはどのようなときでも誠実で、心から話をすることが大切である。ありきたりの話し方では役に立たない。