ザ・デンタルフィロソフィ:170

歯科医師・山田忠生

総経費にいついていえば、項目ごとに分析することで問題点が明白となり、解決することが可能となる。経費をそれに該当する項目ごとに分類することは、非情にすぐれた経営手段といえる。項目ごとに分類した経費をパーセントで表して、予算時のそれと比較する。月末にわずかな項目の数字を比較するだけで、目標と一致しているかどうかを知ることができる。
年間予算と毎月の進展状態とを比較するのに費やす時間が、財政的な安定性と心のゆとりを保証してくれるのである。
収入と支出を適正に監視するために、業務を修復歯科と歯科衛生の2つに区分する。収入と支出とは経理上、分離して記録する。

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