歯科医師・山田忠生
そのパンフレットの内容は、非常に重要である。綿密に工夫をして、やり過ぎることはない。それは全体の概念やプログラムを十分に盛り込めるだけの長さでなくてはならないだけでなく、普通の人が5~6分で読んで理解できるほどの短さでなくてはならない。また、信念について順序立てて述べ、さらに歯科医師が両親の考えにも関心を示していることも伝えなければならない。読みながら理解できるようなものでない限り、母親は正しい心構えを身につけようとはしない。とりわけ、その中にオフィスの方針などを述べているようなことがあってはならない。歯科医師の権威的なイメージを植え付けることにもなりかねないからである。