パンキー歯科診業哲理:304

歯科医師・山田忠生

Dr.ハロルド・ワースは、このインタビューを”患者と過ごす最も価値ある30分”と称している。Dr.ワースはヒストリーと、インタビューを明確に区別している。健康歴は誰でも記録することができる。しかし、インタビューは患者がどのように感じているか、歯科医学に関する知識や自覚がどうかなどを扱うものである。どのように選んで言葉を使ったり、意見を述べているかを注意深く聴くことによって、患者の社会学的分類をすることや、デンタルIQを決定することに役立つことがある。

必ずしもどの患者にもすべての質問をする必要はない。この一連の質問というのは、ピアノのキーボードのようなものだ。ハーモニーを奏でたく思うなら、どのキーをたたき、どのキーはたたくべきではないかということを習得しなければならない、とDr.パンキーは述べている。

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