マークス「完全歯科医業学」:390

歯科医師・山田忠生

20ー6 「つめものには、いくら請求されますか。」
改めて、時期が重大である。3回来院方法の後半でその質問が生じたとすれば、その深刻さと重要性はさらに大きいものがある。
その質問の理由を限定しなければならない。費用の危険性が最も含まれているようであれば、それに応じて取り扱うことになる。しかしそうでないようであれば歯科医師は返答しなければならない。「とても良い質問です。あなたがお尋ねになることは理解できます。ほとんどの方は治療を始める前に費用について知りたいと願っておらえます。それに私たちは始めるに先立ってあなたに確かな費用をお知らせします。しかし、わたしも”つめもの当たりの料金”について話しますと、実は私はつめもの当たりの固定費用ということはしておりません。どうしてだと思われますか。つまり、すべての状況は同じではないのです。ムシバが小さければ処置する時間は少なくてすみますが、進行していればその歯の、元の形や機能を回復しなければなりません。

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