ザ・デンタルフィロソフィ:148

歯科医師・山田忠生

 

自己管理は、経営者の第一の義務とはメンバーが自分の可能性を発見して開発し、そして役立たせるのを援助することであるということを、歯科医師が認識するかどうかにかかっている。どのような組織でも、その気風は必ずトップから下へと浸透する。そのためにチームメンバーが成長していくには、歯科医師がともに成長しようとすることが必要である。

●自己管理は、スタッフメンバーが技術のみの作業者から、なぜそれを行うのかということも認識している頭脳労働者に成長したいと思うようになることを求める。

●自己管理は、信頼と知的誠実性(自分に正直である資質)を必要とする自己責任とによって育まれる。

●自己管理は、意見の相違に対する寛容の大きさと、過ちをする権利とを求める。

●自己管理は、危険なことを行うのを認める寛大な気持ちによって束縛から解放されるような、創造的精神から生まれる。

●自己管理は、チーム万バー全員が誠実であることは尊大なことではなく、最も大切なことなのである、という信条をもって生きていこうとする環境において、初めて最大の効力を発揮することができる。

 

 

 

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