パンキー歯科診業哲理:266

歯科医師・山田忠生

 

前章で、自分自身と患者を知ることの重要性が理解できたことと思う。あなたの技術的能力や、患者とコミュニケーションする能力を誠実に査定する機会があったはずである。この最終章では、この知識を適用する方法を学ぶことになる。つまり、すべての患者に最大限の歯科的管理を提供し、その患者を歯科医学の伝道者とする目的をもち、そして自分のための幸福をも想像するために、あなたが自分の資質を利用することである。

あなたがオフィスを動かしているのか、オフィスがあなたを動かしているのかを決定するために、オフィスの機構、組織、人員について見ることにする。次いで、”患者を知る”ための能力を最大限発揮しているかどうかを理解するために、オフィスの手順と診査を通して患者を取りあげてみる。その後に、診療前診査、口腔の予備的診査、共診断、そして既定の治療計画の展開へと進めていく。最後にそのケースを患者に提示して、最適な治療計画が遂行されるようになる。

 

 

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