歯科医師・山田忠生
第2のカテゴリーは非機能的動作であり、ブラキシズムーー、つまり、歯をくいしばり、あるいはきしませることによる、または舌の筋肉とは無関係に下顎を支え、あるいは強く押すような反復的な顎の筋肉の活動を含んでいる。非機能的動作の間、筋肉は身体が発育していないという行動の中で、ともに働いている。ブラキシズムの他の非機能的動作の例としては、頬や口唇、あるいは舌を噛むこと、チューインガム、親指を吸うこと、爪を噛むことなどの習慣が含まれる。ときには、身体はこのような非機能的動作に非常にうまく適応するが、しばしばいくつかの、あるいは他の組織にダメージを与えることになる。また、筋肉の緊張過多という用語を使用して生活機能を越えた活動や習慣を表現している。