歯福の講演会:3

歯科医師・山田忠生

 

■調査でわかったこと

全体数の割合では、私のオフィスに来院されます患者さんは、主に60歳代以降の方が圧倒的であり、口腔内保湿環境が良好な方の割合と、やや乾燥状態、かなりドライマウスな方の合計が拮抗した状態でありました。つまり、2人に1人はドライマウスか、それに近い状態ということです。

これをそのまま日本全体に適応しますと、65歳以上の日本人の約1.800万人がドライマウスか、その予備軍ということになります。

女性、男性別では、男性の方が高めの数字となりましたが、喫煙、コーヒー、アルコール摂取の影響かもしれません。

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