歯科医師・山田忠生
情緒的訴えを、あなたやオフィスに付加すること
ロイ・ガーンによる4つの情緒的訴え――自己保存、金銭、ロマンス、承認についてはすでに述べた通りである。患者に対してこのような重要な動機づけ要因を使って、あなたのオフィスを強くアピールすることができる。以下にその方法を述べてみよう。
スタッフ全員が情緒的訴えを識別しそれを用いることができるよう十分に精通させておく。スタッフはこのような方法で援助することを理解し、喜んで行うはずである。情緒的訴えを認識することによって、非常にむずかさいい患者も扱うことができるようになる。その結果、オフィスの雰囲気は一層穏やかで、友好的で安心感のあるものとなる。