パンキー歯科診業哲理:303

歯科医師・山田忠生

次に、Dr.パンキーの22の質問に話を進める。Dr.パンキーはこの質問をいくつかの目的を意図して作成している。もちろん、その一つには患者が最適の治療を受け入れる前に、打ち勝つべき障害を明らかにすることである。その障害としては高額の治療費への危惧、先入観、偏見、そして痛みへの恐れなどがある。第2の理由としては、患者の自分の歯科的健康への自覚、つまりDr.パンキーがデンタルIQと称している、それをテストすることだ。加えて、この22の質問を通して新しい患者をより一層知ることができるようになり、そして診査をするにあたって患者を気持ちよく感じられるのに役立つ。このときこそが、”私はあなたに関心を抱いています。どうすれば最高のサービスが提供できるでしょうか。”というメッセージを伝えることで。あなたが共感していることを患者に知らせる最善の機会である。それ故に、あなた自身がインタビューを行うようにとDr.パンキーは提言している。

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