歯科医師・山田忠生
ブラキシズムは、どれほど一般的か
専門家は4.000万人のアメリカ人が昼間、あるいは夜間に歯をこすり合わせると推定している、そのうちの10%は自分の歯や歯科充填物、冠を著しく損傷するのに十分なほど激しくこすり合わせている。
ブラキシズムの割合は年齢をともに減少する。30歳以上の成人では13と推定されるが、60歳以上では3%に低下する。
ブラキシズムは早期の幼児期に一般的である。研究者によれば、幼児の約1/3が睡眠中に歯をこすり合わせていると推測している。この状況は5~6歳児の永久歯が萌出することによって通常はなくなってしまう。